全日本開幕戦として定着した感のある、三井三池でのRASCAL SPRING TRIAL。 ほとんどのクラスにおいて2トライ目でも逆転が相次ぎ、エキサイティングな幕開けとなった。(以下敬称略)
参加5台、出走4台。
昼休みの散水の影響で、タイムアップはほとんど無し。1トライで1'41.29を出した小出久美子が逃げ切り。2位には1.5秒差で1本目3位だった赤松裕子が入る。
参加14台、出走3台。
ストーリアが2/3を占めるようになったA1クラス。1本目は原宴司が制するが、2本目でニュードライタイヤのSP85Rで勝負に出た志賀彰が逆転勝利。3位はやはりストーリアの伊藤益弘。参加37台、出走35台。
今回、A4クラスと並び最多のエントリーを数えるA2クラスは、やはりこの人。石井淳が1本目のベストタイムを2本目で返されるも、再逆転して優勝。2位には松田周一、3位は村松浩義。
参加17台、出走15台。
A3クラスでも、やはり逆転劇は続く。2本目では、走るたびにベストタイムが更新される状況だ。優勝は萩島道孝。山尾英史、川崎勝巳と続く。
参加37台、出走35台。
激戦区のA4。1本目は宝田芳浩、屋代博美、炭山裕矢と1秒以内の争い。しかし、炭山が2本目に逆転。その後のシードゼッケン勢は炭山のタイムを更新できず。ニューインプレッサを投入したチャンピオン北村和浩はエンジントラブルにより1本目でリタイア。
参加17台、出走16台。
平塚忠博が1本目、2位を2秒近く引き離す。2本目、勝利を確実なものとすべく出走した平塚はなんとリタイヤ。が、平塚の1本目のタイムを上回る選手がいなかったため優勝が決まる。2位は小清水昭一郎、3位には昨年のチャンピオン粟津原豊のマシンを駆る岡政郎が入る。
参加12台、出走12台。
最終ゼッケンの岩根つもるが2本目、ベストタイムを出して、優勝は決まったかに思えたが、なんと、再出走となった地元福岡の諫山宜憲が逆転勝利。岩根つもる、角皆昭久と続く。注目の粟津原豊はなんと最下位。見た目にも走りは未完成のマシンで、今回はお披露目と言ったところか。写真は2位の岩根つもる。
参加17台、出走15台。
このクラスになってくると、1本目と2本目ではあまりタイムの差が出てこない。谷田川敏幸が1本目、2本目ともに制して優勝。2位は梶岡悟。2本目エンジン不調となった堀江信徳が1本目のタイムで3位となった。
参加10台、出走10台。
1本目は地元熊本の橋本和信がトップに立つ。しかし、2本目、パイクスピーク用マシンを持ち込んだ田嶋伸博が逆転勝利を飾る。橋本は2位となる。3位は河内渉。