俗に言うレキもしくはレッキ、コース試走です。実際に走行するコースをオフィシャルの指定した時間に数回走行できます。Pace Noteの作成、チェック等を行います。練習ではなく試走なので、コース中には一般車も走行しています。また、コース内で警察がスピード計測をしている事もあります。もっとも、トップクラスの連中はかなりの速度で走っています。私達があるコースの後で止まっていると、警官がニコニコしながら話しかけてきて、"over a hundred-fifty guy"を捕まえたと言っていました。レキ車両を用意できればベストですが、借りると言う手も使えない事はない。ただ、普通レンタカー会社はレキに使用する事も禁止しています。跳ね石の跡はつくし、タイヤは異様に減るのでバレバレなので。それなりの対策をする必要があります。
ワークショップ。
New Zealand側で、日本から来た車の受け入れ、事前のメインテナンス、およびその場所の提供、日本への車の送り出しをやってくれるところです。今回は完全なボランティアでやってくれました。さらに我々のチームを、そこの関係者の2人がボランティアでメカニックとして手伝ってくれました。Brian、Robert、ありがとう。彼らは大変優秀なメカニックで、我々のチーフメカニック嶋村とビールをかけたストラット交換競争をやって、打ち負かすほどです。嶋村氏の名誉のために付け加えておきますが、彼も非常に優秀なメカニックです。なんて言ったって元某ワークスのWRCメカニックですから。